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タイ現地特派員レポートは、現地在住の一般の方により執筆されています。
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タイ現地特派員レポート

タイに住む中国のベジタリアンたちの食文化を体験!

歴史的に中国とのつながりが強く、中国系の移民も多く住むタイ。その中華系のタイ人たちの中に、菜食で生活する民族がいます。

そして「齊」と呼ばれる10月10日から19日の10日間は、中華系の菜食主義者に倣ってタイ人たちも菜食で過ごすのです。何日間どれくらいのレベルで菜食を守るかは人それぞれですが、スーパーにも菜食関連の食材にはマークが付けられたりと、にわか菜食ブームが起こります。

そんな菜食文化をパタヤで取材してきました。

黄色に赤の「斎」の字が目印

菜食主義者のための食事を普段から提供している店も、地域によりますが少なからずあります。

その目印は、黄色に赤の「斎」の字。日本では斎藤さんの苗字くらいにしか使いませんが、中国系の民族の間ではそんな意味があるのですね。

「齊」の期間にはスーパーもこのマークであふれかえります。肉や魚を使っていない食品には片っ端から貼られるようで、例えばタイの代表的なナンプラーは魚を原料にしているのでその代わりの大豆調味料などにマークがついています。それはまあわかるのですが、野菜とかパンとか、見たらわかりそうなものにまで「齊」の字が。まさにブームですね。

|小麦粉や豆類の粉を使って食べ飽きない食感のメニューを

実際、パタヤの北に位置する海沿いの町、シラチャーの市場近くのお店に足を運んで、材料の写真を撮らせてもらいました。

野菜はもちろんのこと、食べごたえを出すために小麦粉や豆類の粉の練り物の食感を生かしているらしいです。他にも木の実やタケノコやキノコなどの山菜も使っていました。

さらにタイ料理や中華料理のスパイスで風味づけすると、言われなければ精進料理とは気づかない普通においしいお料理になります。

|ビュッフェ風に並んだ料理からお好みで

お店に入るとずらっとバットに料理が並べられていました。時間や日によってメニューに多少の違いはありますが、野菜や練り物を中心とした炒め物と煮物が中心です。味は唐辛子の効いた辛いものから、ココナッツ風味のやや甘めのもの、あっさりしただしと塩味のものまで。

写真右が今回選んだメニューです。手前がキノコとブロッコリーなどの炒め物、右がタケノコの薄切りと練り物のタイカレー風煮物、奥が中華風厚揚げ(?)の炒め物です。これにライス2人前とミネラルウォーター1本がついて150バーツ(550円ほど)。リーズナブルな値段がさすがタイといった感じです。

|まとめ

中国の文化を取り入れ、何でもお祭り的に楽しんでしまうのがタイ人らしいですね。スパイスを多用するタイの食文化と菜食は相性がいいのかもしれません。

むしろ定番とはちょっと違うタイ料理という感じで、いろんなお店を回れば飽きずに楽しめるような気がしました。

タイ料理でダイエットする人もいるようですが、どうせなら菜食で挑んでみてはいかがでしょうか。


現地記者:merryjane
猫と夫と3人での転勤族。これまでも日本国内を転々としてはいたものの、海外はやはり遠かった…。
とはいえ海外転勤を機にインドア派だった私が休みのたびに出かけるようになりました。
パタヤの海を眺めてカクテルを飲んでいると幸せです。


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