タイの屋台でメジャーなメニューといえばカオマンガイをはじめとするご飯もの、そしてタイラーメンやパッタイなどの麺料理でしょう。
確かにそのメニューはハズレない美味しさですが、せっかくなので屋台ならではのジャンクフードも味わってみましょう。
というわけで、タイ屋台から味がわかるようでわからないものをピックアップして味見してみました。これからタイを訪れる皆さんの参考になればと思います。
|街角にもスーパーにも、あちこちで見られる屋台街
今回私が物色したのはタイ全国に展開されている大型デパートロビンソン・シラチャー店の地下階です。曜日によって様々な出店が立ち並ぶスペースで、週2,3回はこういったタイのジャンクフードをたくさん売っている日があります。
麺類以外は歩きながらでも食べられるものがほとんどですね。ちょっとした飲食スペースもあり、そこで食事を済ませる人も多いようです。家庭で料理をする習慣のないタイならではでしょうか。
それぞれ20バーツから50バーツ。串やスプーン、フォークなどもお店でもらえます。
|試食タイム
今回買ったのはこちら! 全体的に練り物が多いですが、右側のピンクの麺が何となく異様な雰囲気を放っています…。スイートチリソースと酸っぱいタレと甘めのタレがついています。
というわけで試食の結果、
1. ピンクの麺:どうやら色つきの春雨のようです。にらともやしと一緒に炒められているのですが、ちょっと人工的な香り…。
2. 黄色い皮の揚げ物(左下):中身はエビなどのすり身の練り物でした。なかなかの歯ごたえと味わい。どのタレも合います。
3. 串にさっさた揚げ物:筒状のものは魚肉、平たいものは鶏のつくねでした。こちらも歯ごたえが良くておいしいです。
4. 白くて平たいもの(皿中央):中に刻んだタケノコが入っていました。写真では見えませんが緑色のもあって、そちらはにら饅頭。安定した美味しさ。
5. ちまき(皿奥):笹の葉に包んだちまきにきのこと栗とドライフルーツ(?)が入っていて、もち米がにんにく風味なのがタイらしい?
6. ボール状の揚げ物(ひとつ上の写真左下):なんと中身はレッドカレーのおにぎり! 辛くてココナッツミルクの風味。
|食べ物の他に…
タイでは屋台が並んでいたら、たいていその中には小物を売っているお店もあります。
日本にないデザインのものなど、安くて気に入ったものがあれば買ってみるのもいいかもしれません。タイだけでなく中国やインド、中東などのテイストの置物や食器などの雑貨もあったりします。
|まとめ
タイの街を歩いていると屋台からのジャンクな匂いに誘われることが多くあります。今回それを実際に味わってみた感想は、全体的にビールのつまみに良さそうだということです。
揚げ物が多くにんにく風味だったりスイートチリソースに合ったりするものがほとんどだからでしょうね。
一緒にタイビールを買い込んでホテルの部屋で酒盛りをするのもいいかもしれません。
現地記者:merryjane
猫と夫と3人での転勤族。これまでも日本国内を転々としてはいたものの、海外はやはり遠かった…。
とはいえ海外転勤を機にインドア派だった私が休みのたびに出かけるようになりました。
パタヤの海を眺めてカクテルを飲んでいると幸せです。