タイ観光では動物とふれあうのもひとつの楽しみではないでしょうか? 観光地などではたいていゾウに乗れたり、トラと写真を撮れたりしますね。
しかしもっともっと本気で動物に見て触れて楽しみたい! という方のために最適な動物園が、カオキアオ動物園です。パタヤから東北へ40km、車で30~40分ほどのところにあるこの動物園は、日本の常識には全く当てはまらないすごい動物園なのです!
|とにかく広くて自由! 近づいて触って楽しめる!
とにかく広くてゆったりした敷地内で、動物が自然に生活しています。おだやかな草食動物や鳥など、危険性の低い動物のすみかは檻や柵で区切られていないので、すぐそこまで近づいて触ったりえさをやったりすることができます。
シカは日本でも奈良などで触ることができますが、カオキアオのシカはもっと穏やか。頭を撫でても落ち着いていてかわいいのです。
また、鳥を自然に近い形で飼っているのもいいなと思いました。写真は湖のほとりに集まるペリカンですが、他にも南国らしい色鮮やかな野鳥のスペースもあって、ここがまた広い! ちょっとした散歩コースくらいの森で鳥たちが木々に留まったりさえずったり、つがいになったりしています。写真に収められないくらい広いスペースでした。
|近い! サイやライオンもすぐそこに!
サイが近い! 日本ではさすがにここまでサイに近づける動物園はありませんよね。しかも手からサイに餌をあげることもできるのです。カオキアオ動物園の売りのひとつとして、餌を上げられる動物の種類の多さもあるのではないでしょうか。タイでは定番のゾウはもちろん、キリンやガゼルなどのウシ科の動物にも自由に餌をあげることができます。
そしてなんとホワイトライオンにも! さすがにライオンとはガラスを隔てての対面となりますが、串に刺した鶏肉をあげるところを写真に撮ることができます。他にもトラやジャガーと、大型ネコ科類はたくさんいました。
|かわいくていいにおいの「ビントロン」と写真を撮ろう!
写真の動物が「ビントロン」です。日本でもいくつかの動物園にはいるようですが、これがまた人懐っこくてかわいくて、しかも香ばしい香りがするという不思議な動物なのです。カオキアオ動物園では、このビントロンを抱いて写真を撮ることができます。ぎゅっと抱きついてきたり肩を伝ってうろうろしたりとやんちゃな動物ですが、それがまたかわいい!
またもうひとつ写真を撮るのにおすすめの動物がオランウータンです。係の人に手をつながれて移動しているオランウータンはすごく賢くて人に慣れていて、写真を撮るときには肩を組んでくれるのです。こちらが戸惑っていると手を引いてリードしてくれることもあります。抱っこしての撮影もOKで、写真を撮る数分の間に、賢くて優しい彼(彼女?)のことが大好きになってしまいます!
|まとめ
山ひとつをまるまる動物園にしたような広さで、たくさんの動物とふれあえて1人100バーツというのはかなりお得。ビントロンやオランウータンと写真を撮る際には40バーツのチップが必要ですが、それでも十分安いのではないでしょうか。
敷地があまりに広すぎるので、自家用車やレンタルのゴルフカートで回ることをおすすめします。ゴルフカートは免許証とパスポートを持っていけば自分で運転できるし、そうでなければ係の人が運転して回ってくれます。運転を頼むと2000バーツほど(時間による)必要になりますが、おすすめスポットなどを教えてくれるし自分のペースで回れるので快適です♪
カオキアオ動物園(Khao Khaew Open Zoo)の基本情報 | |
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住所 | 235 Moo 7, Tambon Bang-Pra, Amphur Sriracha, Chonburi 20110![]() |
TEL | (66) 0-3831-8444 |
参考サイト | 公式サイト |
現地記者:merryjane
猫と夫と3人での転勤族。これまでも日本国内を転々としてはいたものの、海外はやはり遠かった…。
とはいえ海外転勤を機にインドア派だった私が休みのたびに出かけるようになりました。
パタヤの海を眺めてカクテルを飲んでいると幸せです。