タイのメジャーな観光スポットのひとつである水上マーケット。
マーケットで買い物を楽しむのはもちろんですが、せっかくなのでマーケットまでの道のりも水路を楽しみましょう!
というわけで、バンコクから80kmほど離れたところにあるダムヌンサドゥアック水上マーケットの楽しみ方を今回は紹介します。
|マーケットまではエンジンボートで水路を行こう!
車のエンジンを転用しているというエンジンボート。あまり広くはない水路を、それでもすいすいと軽快に進んでいきます。
ボート自体がそんなに揺れることはありませんが、先頭に乗ると場所によっては水しぶきを浴びることに。しかし、それはそれで楽しい! 風が気持ちいい!
水路の左右にはタイ特有の高床式住居が並んでいます。実際に人々が生活していて、洗濯物が干してあったり飲食店だったり。コテージ風のきれいな建物もありました。このあたりでは、一家に一艘エンジンボートを所有しているのだそうです。確かに岸にはあちらこちらにボートが停めてありました。
花もきれいでどこからともなく果物の甘い香りもして、五感で楽しめるアクティビティといえるかも?
|マーケットに着いたらまずは腹ごしらえ?
水上マーケットをめぐる手漕ぎボートの乗り場そばには、マンゴーやバナナをはじめとするフルーツや、揚げバナナやココナッツアイスなどのスイーツ、そして麺類やご飯ものを売っているお店が並んでいました。
テーブル席のある飲食スペースのすぐそばだからでしょうね。観光客たちもめいめい好きなものを買って、テーブル席や階段で、あるいは船に乗ったまま食べていました。
この飲食エリアに売られているものの中では、「カノムブァン」というお菓子がちょっと変わり種で人気なのだそうです。カノムブァンは、薄い生地の中にココナッツの甘い香りのするクリームがくるまれているお菓子です。人の多いマーケット内でも、クレープ感覚で手軽に食べられるのでおすすめです。
|売り物はワンピースやタイ雑貨にスパイスなど
観光客向けのマーケットなので、売っているものはほとんどがお土産物です。
色鮮やかで目立つのがタイ風のワンピースにスカート、タンクトップ、そしてサンダルなどのファッション雑貨。他にはお面やオブジェやインテリア小物、おもちゃなどを売っているお店やも多いです。スパイスやお香のセットなども売られていました。
また、これは最近の流れなのでしょうが、若いタイのアーティストたちが自分の描いた絵などを大小所狭しと並べて売っているエリアがありました。
マーケット内は基本的に混雑していますが、やはり漕ぎ手の方はプロですね。バックしたり小回りを利かせたりと、うまく狭いところを進んでいきます。それを岸のお店の人も押したり引いたりして手伝っていました。買い物もいいのですが、こういったゆったりした雰囲気も水上マーケットの楽しさのひとつのような気がします。
|まとめ
何か買うぞ!というより船でまったり楽しみたい、ガヤガヤした雰囲気を味わいたいという人向けの水上マーケットです。
営業時間ははっきりしていませんが、早朝からやっていて午前中が断然ねらい目です! 朝ご飯は食べずにふらっと訪れて、気になったものを味見感覚で食べましょう。
Damnoen Saduak Floating Marketの基本情報 | |
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住所 | Damnoen Saduak, Damnoen Saduak District、Ratchaburi ![]() |
現地記者:merryjane
猫と夫と3人での転勤族。これまでも日本国内を転々としてはいたものの、海外はやはり遠かった…。
とはいえ海外転勤を機にインドア派だった私が休みのたびに出かけるようになりました。
パタヤの海を眺めてカクテルを飲んでいると幸せです。